DISCOGRAPHY -- KING YELLOWMAN --

MISTER YELLOWMAN (GREENSLEEVES) 1982

裏も表もインパクト大なジャケット。これがイエローマンの一番の代表作として今も愛聴されるのは当然だろう。ルーツラディックスを主体としたEARLY 80SのVOLCANOサウンドはソルジーによって大胆にカットされダンスホール仕様のミックスとなっている。 在JAチャイニーズを皮肉った[MISTER CHIN]が大ヒットし、今も人気の高い曲だ。


SUPERMIX (VOLCANO)

当時2時から6時(TWO TO SIX)までの人気ラジオ番組[SUPERMIX]からとったアルバムタイトル、らしい。ヘンリー・JUNJO・LAWESのVOLCANOサウンドの到来と同時にイエローマンはDJシーンの代表かのように定番的なリリックフレーズを続々と繰り出す。WHOLE HEAP A LYRICS INNA DIS!


NOBODY MOVE (VOLCANO) 1982

[MISTER YELLOWMAN]で使用されているリズムトラックを流用しているが別曲が並ぶジャマイカ盤。X-RATEDな歌詞が多いからだろうか?VOLCANOサウンド炸裂、リモニアスによる裏ジャケットが全てを語る痛快なアルバムだ。


THEM A MAD OVER ME (CHANNEL ONE) 1982

ACES INTERNATIONALでのDEEJAYINGで人気が爆発したイエローマンのおそらく最初のフルアルバム。深いダブッ気のあるリズムトラックにゆる〜いイエローマンのDJがテンポよく刻む。80Sチャンネルワン系アルバムで多くのジャケを描いたPETE JAMALのジャケットデザインも素晴らしい。


ONE YELLOWMAN (CHANNEL ONE) 1982

これも80Sチャンネルワン製作の初期作。ヒットシングル[WRONG FE SEND COME CALL ME]や[FULL UP]リズムの[HERBSMAN SMUGGLING]をはじめ、師弟的なDJ、ファットヘッドのヘタウマな合いの手と共にNO1ローカルDJとしての人気を感じるアルバムだ。


DUPPY OR GUNMAN (VP RECORDS) 1982


BAD BOY SKANKING (GREENSLEEVES) 1982

JUNJOがとりつけた英GREENSLEEVESとのリリース契約で[SUPERMIX]とほぼ同内容で発表されたのがこのアルバム。それにしても何故イエローマンがファットヘッドを常に相棒としていたのだろうか?もしかしたらリリック作りに大きな役割を担っていたのだろうか?


OPERATION RADICATION (PAMA) 1982

英JET STAR/PAMAがリリースした10インチ・ミニ・アルバム。小、中学生レベルな?不可解なジャケットがキラーすぎる。。ITALSのヒット曲[IN A DIS YA TIME]リズムでのタイトル曲や初期曲[LOVERS CORNER][OVER ME]などロイド・キャンベルのSPIDERMANレーベルからのヒット曲を中心に構成された全9曲はどれも素晴らしい。レアな作品だが90年代にはCD化もされている。


ZUNGGUZUNGGUGUZUNGGUZENG! (GREENSLEEVES) 1983

ジャマイカ全土を含めあらゆるレゲエ・エリアで本当に大ヒットしたのはこのギネス級に長いタイトルの曲だ。ジョー・ギブスとチャンネルワンでの製作、サウンドにも幅があるのがわかるだろう。80Sダンスホールを語る上で決して外す訳にはいかない名盤だ。
DEEJAYに有名曲のフレーズを挟むスタイルも抜群。イエローマンのピークはここにある。



LIVE AT REGGAE SUNSPLASH (SUNSPLASH RECORDS) 1983



KING YELLOWMAN (CBS) 1984

トップDJとしての地位を獲たイエローマンはまさにキングとなり、DJとしては珍しくメジャー契約を結びこの作品を発表する。このアルバムでは二曲でNYアンダーグラウンドディスコサウンドのプロデューサー、ビル・ラズウエルが関わりそのうちの[DISCO REGGAE]ではアフリカ・バンバータが参加、イエローマンもラップをしている。がしかし、そういうトピックを抜きにしてもサジタリウス・バンドが支えるレゲエ・サウンドの楽曲にとても良いのが多い。[カントリーロード][サマーホリデイ][シー・クルーズ]などの有名曲を挟み込んだDJは見事だが気のせいかわずかに元気に欠ける気がするのと、サウンドが少し薄く感じる。


LIVE AT KILLAMANJARO (MUSIC WORKS) 1984

イエローマンのライヴアルバムでは他にも[REGGAE SUNSPLASH]やロンドン公演のもの、そしてサウンドシステム実況盤としては[LIVE AT ACES INTERNATIONAL]というアルバムもあるが、日本盤もリリースされた非常に珍しい音源ということでこれを挙げた。ラバダブ・スタイリーというのがどういうものであったか、渡ジャマする人もとても少なく、インターネットもない時代、当時の日本のダンスホール・ファンはこのアルバムを聴いて、テープエコーとつまみ式のミキサーを自ら操作しながらDJするジャケットを見て想像していたのだ。そういう意味でも歴史的な一枚ではないだろうか?イエローマンと共にDJしているのは若手として活躍していたスクイッドリー・ランキン。そしてもうひとつ、このアルバムジャケのサウンドシステムは実はジャロではなくスケートランド/GEMINIらしいとのこと。


YELLOWMAN & PURPLEMAN (EMPIRE) 1984


TWO GIANTS CLASH (GREENSLEEVES) 1984

イエローマンに続いてジャマイカではトーヤンやこのジョズィ・ウエルズなどのDJ,そしてバリントン・リーヴィやフランキー・ポールというアーティストが実際のローカル・シーンで活躍していた。このアルバムはキングと新世代の対決盤ということになる。[STARS]リズムでの[KING OF THE CROP]では果敢にトップDJの自信を歌っている。Bサイドのジョズィの勢いのあるDJと並べて聴くとテクニックや実力はイエローマンに軍配があがるが当時はどうだったのだろう。G.SLEEVESのジャケを多く手掛けるT.マクダーモットのコラージュデザインが格好いい。


GOING TO THE CHAPEL (SHANACHIE RECORDS) 1986

85年のダンスホール・サウンドの変化期、イエローマンはPOWERHOUSEから[WALKING JEWEL STONE]などのアルバムを発表しシーンに留まる。そして活動の中心をBLACK SCORPIOに移し86年に発表したのがこの作品だ。エコー・マイノットの爆発的ヒット[LAZYBODY]リズムを使ったタイトル曲をはじめ、SCORPIOのダンスホール・リズムとの相性の良さを感じるアルバムだ。


YELLOW LIKE CHEESE (RAS RECORDS) 1987

現在はXTERMINATORレーベルとなっているP.ファティス・バレルのVENAレーベル音源の作品。スライ&ロビーやジャッキー・ミットゥーも参加したこのアルバムは地味なようだが円熟したDJ技も聴くことができる。


DON'T BURN IT DOWN (GREENSLEEVES) 1987

こちらはBLACK SCORPIOレーベル音源のピュア・ダンスホール作品。アゲアゲのGANJA TUNEであるタイトル曲をはじめ、流石キングなDJスタイルを堪能できるよいアルバムだ。


IN BED WITH YELLOWMAN (GREENSLEEVES) 1993

90年代に入り、音沙汰のなかったイエローマンがいきなりリリースしたのがこのアルバムだ。ジュニア・リードのJ.R.プロダクション音源でBOGLEダンスの大ブームの中、若いもんにゃ負けへんで、とばかりにニュースタイルにも挑戦している。昔ながらの歌ものスタイルも勿論披露。


YELLOWMAN CHRISTMAS (RAS RECORDS) 1998

[PRAYER][MESSAGE TO THE WORLD]など90年代にはいくつかの新作を発表しているイエローマンだが98年にはこんなクリスマス・アルバムも出している。ファンなら買わずにいられないこのジャケット。中身もジャケ通り楽しく聴ける。


REGGAE ANTHOLOGY LOOK HOW ME SEXY (VP) 2001

2001年リリースのベスト盤。全盛期のヒット曲はほぼ網羅しているので、イエローマンって誰じゃい?と思った方はまずこれを聴いてみると良いだろう。


YELLOWMAN LIVE IN LONDON (THUNDER BOLT)


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