BIG YOUTH x AnSWeR -OFFICIAL COLLAVORATION-

@ HIS YARD

-BIG YOUTH PROFILE- text by OKINO

 ラスタカラーのダイアを入れた派手な前歯がトレードマークの伝説的なDJ、ビッグ・ユースは「ティッパ・トーン」というサウンドシステムのDJでキャリアをスタートし、70年代初頭にラスタ・フィロソフィーをDJシーンに取り入れた新しいスタイルで当時最も人気のあったU-ROYに続く存在として注目を浴びた。プリンス・バスターのレーベルからの「CHI CHI RUN」やフィル・プラットのプロデュースによる「TELL IT BLACK」、デリック・ハリオットのCRYSTALレーベルからの「COOL BREEZE」などがヒットし、A.ガッシー・クラーク(MUSIC WORKS)の初期プロデュース作「SCREAMING TARGET」で大きくブレイク、それに続きキース・ハドソンの元から、当時のラスタ・ロッカーズが愛したホンダのバイクの名からとった曲「S.90 SKANK」は70年代のレゲエ・クラシックとしてよく知られている。この曲のレコーディングではスタジオにそのバイクを持ち込みアクセルをふかす音がイントロに使われている。
 また曲の合いの手のような初期のDJスタイルから、DJチューンとしてのレゲエ・スタイルを確立し、型破りな発想でソウルからUSポップスのメロディを歌ったり、引用したりという後にイエローマンらが得意としたDJスタイルの基礎を作ったともいえる。このスタイルで最もヒットしたのが彼の代表曲のひとつである「HIT THE ROAD JACK」である。自身のレーベル「NEGUSA NAGAST」からも「REGGAE PHENOMENON」などメッセージ色の濃い素晴らしい作品を残している。




@ HIS YARD, WITH HIS CAR [F150]


























1